管理対象インストールやスクリプト等でソフトウェアのインストールを行う際、ターゲットとなるマシンの指定を資産の定義に基づいて設定するする方法について説明します。
コンセプト:
デバイス詳細 の [資産]セクションには "関連する資産" という項目があります。
この "関連する資産" は、任意のタイプの資産アイテム側で 「資産:デバイス」フィールドにそのデバイス資産(デバイスインベントリに対応する資産アイテム:自動的に作成される)を登録すると表示されるようになります。フィルタを使用して、この資産アイテム名を持つデバイスを抽出するデバイススマートラベルを作成します。
そのラベルを管理対象インストールやスクリプト等の展開対象として設定します。
サンプル:
ライセンス資産を使用する場合、新規の資産タイプの作成は不要です。(※補足 を参照)
A-1. 資産タイプを作成します。InstallConfig
A-2.「資産: デバイス」の資産フィールドを追加して"ターゲット"などの名前をつけ、「複数選択」のチェックボックスをチェックします。
A-3. "追加"をクリックし、フィールドを保存します。
画像
A-4. ページ下部の "保存" をクリックし、資産タイプを保存します。
B-1. 資産タイプ InstallConfig の資産アイテムを新規作成して、配布の目的のために InstallApp1 という名前をつけます。この名前はデバイスラベルのパターンマッチに使用します。
B-2. ターゲットフィールドに デバイス資産 1つ以上を選択して登録します。
B-3. アイテムを保存します。
指定したデバイス詳細の 資産セクション - 関連する資産には この資産アイテムが表示されていることが確認出来ます。
C-1. デバイス一覧からSmartLabel作成画面を開きます。
C-2. フィルタを指定します。
関連する資産: [InstallConfig] = InstallApp1
ライセンス資産を使う場合:
関連する資産::資産タイプ名 = 資産アイテム名
次回のインベントリ経過後に「デバイスに資産アイテムが関連づけられている」状態を認識して割り当てられるラベルになります。
例として、「資産上InstallApp1にデバイスが関連づけられている」状態を抽出することで、資産の設定と連動して展開させたいデバイスを対象にできます。
C-3. T_App1Targetのような名前で保存します。
C-4. T_App1Targetを App1をインストールする管理対象インストールやスクリプトに割り当てます。
以上です。
組み込みの資産タイプである ライセンス資産タイプ は「承認されたデバイス」という項目でデバイスを関連付けるフィールドを持っています。独自の資産タイプを定義する必要がなく、上述の Aの手順は不要であり、B以降で、資産アイテム作成の代わりにライセンス資産アイテムを作成し、デバイスを割り当てます。
ターゲットにするデバイスSmartLabelフィルタ:
関連する資産::ライセンス = ライセンス資産名
© ALL RIGHTS RESERVED. Feedback 利用規約 プライバシー Cookie Preference Center