バージョン4.0でキャプチャしたWIMイメージのUSB展開が失敗する (4240307)

バージョン4.xでキャプチャしたWIMイメージをUSB展開すると展開中に失敗します。

展開ログには以下のように失敗が記録されます: 

2017-02-08 13:47:32-0800 [error] wimImage->DeployImage(Default, Default) [image=H:\KACE\hashstore\94DB983A837FB46A38AB1C4CDD2D0.10378]

2017-02-08 13:47:32-0800 [info] Deploy Image - Start

2017-02-08 13:47:32-0800 [info] ...Creating temp dir: [H:\K2_2017-02-08_13-47-32]

2017-02-08 13:47:32-0800 [info] ...Deploy Directory: H:\KACE\hashstore\

2017-02-08 13:47:32-0800 [info] ...Image File: 94DB983A837FB46A38AB1C4CDD2D0.10378

2017-02-08 13:47:32-0800 [info] ...Image Dir: H:\KACE\hashstore\

2017-02-08 13:47:32-0800 [info] ...Temp Directory: H:\K2_2017-02-08_13-47-32

2017-02-08 13:47:32-0800 [error] ...Cannot open .wim file: The system cannot find the file specified.

WIMマニフェストファイルがそれ自身をリストしており、それがUSBによる展開の失敗を発生させています。

次のリリースでの修正が計画されています。

SDA v5.0にて修正済みです。アップグレード後、システムイメージをダウンロードしてUFDを再作成してください。

以前の回避方法:

1. USBメモリを開き、KACE > hashstore > images に移動して  ID.manifest ファイルを開きます。
2. '[ドライブレター].wim.manifest' エントリの宣言を探します。:
   例）path: C:\K2_2017-02-08_21-01-42\C.wim.manifest
3. エントリの  size: と md5: の行をメモをとります。
4. fields: から  size: までの行を削除します。
5.  "[ドライブレター].wim.manifest"についてのエントリが他にもあれば同様に対処します。
6.  編集していた ID.manifestファイル を保存します。
7. USBメモリの KACE\hashstore から、削除済みのエントリに対応するファイルを削除します。

これは.manifestファイル内の削除されるべきエントリ例です。:

fields: 10
acl: O:WDG:WDD:NO_ACCESS_CONTROL
atime: 131311872000000000
ctime: 131312438155100000
kind: file
md5: B1B48A8901B32565F8E5699BC0E34402
mtime: 131312438160000000
path: S:\K2_2017-02-10_15-43-35\S.wim.manifest
security: A
short_name: SWIM~1.MAN
size: 290

この例では次のファイルが [USB]:\KACE\hashstore ディレクトリ内から削除されるべき対象です:

48A8901B32565F8E5699BC0E34402.290

メモ: このファイル名のルールは .ize> ではないことに注意してください。 md5値の先頭3文字は削られます。