アプライアンスに20%以上の空きが確保されていること
使用しないシステムイメージはバックアップしてSDAから削除しておきます。restore共有ディレクトリへエクスポートしたイメージを外部へコピーしてSDA上からは削除します。
テストイメージ、更新済みのイメージの削除
イメージのキャプチャ中に 不要なシステムイメージファイルの削除(設定|アプライアンスのメンテナンス|ユーティリティ) を絶対に行わない。
外部ドライバーに依存しない目的のために、仮想マシンで Golden imageを作成すると便利です。仮想マシンの利用は既存のイメージを更新する場合にも便利です。(アプライアンスからのスクリプト形式のインストールやISOなどからのインストールで仮想マシンにインストールします・シングルパーティション化するスクリプトインストールによりOSをワークステーションへ展開します。
マイクロソフト再イメージングの権利 に基づいて作業を行うために Volume Licenseメディアのみ使用します。ベンダーがインストールしたOSおよびOEMメディアの使用は避けてください 。
前回のイメージのキャプチャ後から現在までにリリースされた更新を適用する場合、元のマシンにSysprepしていないイメージを展開してから行うようにします。(バックアップ代わりにSysprepしていないイメージをK-imageで取っておきキャプチャ元と同一のマシンに戻してOS更新を行う)。
数か月ごとにイメージを更新します。イメージをクリーンな状態にします。
SDAのスクリプト形式のインストールで展開されたマシンが動作しているならば、システムドライブの直下にKACE ディレクトリ( C:\KACE )と C:\ProgramData\Quest\KACE ディレクトリが削除されていることを確認します。(KACE SMAエージェントの各種ファイル および SDAによる展開のブレッドクラムファイル が無いことを確認)
過去にSysprep済みのシステムが動作している場合、Windows\System32\Sysprep フォルダからsysprep_succeeded.tagファイルが削除されていることを確認します。
OSのすべてのパッチ更新を適用します。
管理者プロファイルを作成し、デフォルトとして設定したいプロファイルをカスタマイズしてセットアップします。
KACEはベースイメージを作成し、展開されたシステムイメージにたいしてはポストインストールタスクを使用して後からソフトウェアをインストールすることを推奨します。この方法では多くの部門や異なる種類のユーザー向けにイメージを展開しなければならない場合の柔軟性が高まります
もし "Full"イメージを作成する方針で使用する場合、日常的に更新が行われうるソフトウェア(Adobe Flash, Reader等)のインストールは行わないようにします。これはポストインストールタスクでインストールし、パッチなどの更新はKACE SMAのパッチ管理から行うようにします。
システムイメージの採取前にAnti Virus関連のアプリケーションや暗号化ソフトウェア、セキュリティ製品、仮想CDソフトウェア等ハードウェアをエミュレートする種類のソフトウェア、および「KACE SMAのエージェント」をインストールする事は推奨されません。
イメージをWIMフォーマットでキャプチャする場合には、展開先のパーティションの空きを少なくとも60%確保できるようにしてください。
Golden Imageとして取り込む前に Sysprepをしない状態でキャプチャしておきます。あるいは 仮想マシンを使用している場合、スナップショット機能を使用してSysprepされない状態のOSのコピーを取っておきます。
メモ - ゴールデンマスターを仮想マシン上に作成することの利点はSysprepする前の異なる段階でスナップショットを作成できることです。このことはSysprep無しイメージを再展開するよりも速くスナップショット時点への復元を可能にします。そして仮想マシンへの展開テストがやりやすくなります。ドライバー注入のテストは特定のモデルへの展開が必要になります。
もしSysprepで問題が発生する場合、Sysprepはよく問題を起こしますが、Sysprep実施前のイメージを同一のマシンに復元することが最善です。仮想マシンであればスナップショットを戻してから対処をすることもできます。
Sysprep無しのイメージをSDAへキャプチャする場合、キャプチャされるイメージには次のことがわかるような説明的な名前を付けます。Sysprepされたかどうか、バージョン情報、キャプチャ日時。例 Non-Sysp-Win10-21h2-LOC-2022-Dec
説明的な名前はシステム管理者が展開の際、KBE画面上のドロップダウンリストから正しいシステムイメージを選択することを可能にします。
変更と監査の記録としてはSDA管理コンソール上の Note(メモ)欄を使用してください。
Sysprepは元とは異なるデバイスへ配布するOSイメージをキャプチャする際に必要なMicrosoftのツールです。unattend.xmlファイルを持っていないければ、Sysprep無人応答ファイル(ライブラリ)からウィザードで作成できます。
もしデフォルトのアカウントを構成したなら、unattend.xmlファイル内でTrueにセットしていることを確認します。無人ファイル作成ウィザードには現在のプロファイルをデフォルトプロファイルにコピーするオプションがあります。
コマンドラインからsysprepを実行するとき、 /generalize /oobe /shutdown そして/unattendのオプションを指定します。
再起動時のPXEBootの見逃しをしないために/reboot より /shutdown のほうが好ましいです。もしこのオプションを使うならsysprepはカスタマイズされたアカウントから実行されなければなりません。
システムをKBEで立ち上げて、メニューから 復元 | コマンドプロンプト へ移動してコマンドプロンプトを起動し、 Sysprepのエラーを確認するために C:\windows\system32\sysprep\panther\setuperr.log を調べます。
SDA上に十分な空き領域があるか確認してください。その上でSysprep済みイメージをキャプチャします。
キャプチャした後でSysprep済みのマシンを再起動してmini setupが正しく走るかどうか確認します。
そのイメージについて期待される事のすべてがうまくいくか確認します。
イメージのキャプチャでデバイスとSDA間にWANを介して行うことは推奨されません。イメージのキャプチャはSDAと物理的に近いローカルのネットワークにとどめてください。
メモ:ゴールドマスターを仮想マシン上で作成する状況では、sysprepする前の異なる段階でのスナップショットの作成が可能であることが期待されます。スナップショットは再デプロイするよりも素早く以前の状態を復元することができます。また他の仮想マシンへの展開は容易に行えます。
ドライバー挿入のテストには問題のある特定モデルへの展開が必要です。
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