Plug-in Live Client for Linuxを利用してリストアをした結果、OS上のLinux Kernel Capabilityに関する設定が外れてリストアされてしまう可能性がございます。
Linux Kernel Capabilityに関する設定確認例:
リストア前>
$getcap /usr/bin/ping
/usr/bin/ping = cap_net_admin,cap_net_raw+p
リストア後>
$getcap /usr/bin/ping
*出力なし今後のバージョンで修正が検討されます。
修正バージョンが提供されるまでは、以下対応策を実施してください。
<対応策>
1. バックアップを採取するクライアント側でviコマンドにてstdefaultsファイルを展開して以下の2と3の変更
コマンド:
vi /.stdefaults
2."TARFLAG"のエントリーを以下の通り変更
変更前:
TARFLAGS=none
変更後:
TARFLAGS=
3.OSの言語環境に合わせて以下のエントリーを変更 (日本語環境にてOSをインストールしていた場合の例)
変更後:
LANG=jp_JP.utf8
4.バックアップ・リストアを実施
<回避策実行における注意事項>
上記回避策を実施する場合は、バックアップを採取するクライアント側の”/home”ディレクトリにファイルが存在する状況で実施してください。ファイルが存在しない状況でバックアップを取得した場合は、リストアが失敗する可能性がございます。